この記事では、“初心者でも失敗しないウェブサイトの作り方”を解説しています。
最後まで読めば必ずサイトが開設できるように丁寧に解説しているので、この記事を参考に進めてみてください。
なお、詳細は後述しますが、サーバーは「ConoHa WING」、WordPressのテーマは「SWELL」というものを使用します。

はじめに
サイトは言ってしまうと無料でも立ち上げることができますが、あまりおすすめはしません。
それはなぜかというと、無料だと機能的な制限があったり、使いにくかったりするからです。
初心者に起こりがちな事として、サーバーの契約やWordPressのインストールまでは何とか出来たけど、そこから先が思うように進まないことがあります。
書きたい記事のアイディアがあっても、サイトのデザインや設定につまづいて、記事を書くまでに至らないケースは実はよくあるのです。
この記事では、スタートした後のことも考えたサイト作りができるように、サーバーは「ConoHa WING」、WordPressのテーマは「SWELL」というものに絞って解説しています。
料金の発生する部分は?
サイトを作る過程でお金が発生する部分は以下の2つです。
- レンタルサーバーの契約
- WordPlessの有料テーマの購入
料金の目安
私がこのサイトを作ったときの初期費用は約29,000円ほどです。
レンタルサーバー「ConoHa WING」 | 約11,000 円(1年契約) |
WordPressの有料テーマ「SWELL」 | 17,600円(1回のみ) |
決して安くはないですが、初心者にとってこの組み合わせが一番使いやすいと思っています。
サイトを作成するのにかかる時間は?
サーバーの契約から、WordPressの初期設定まではおおよそ1時間~2時間でできます。
ただし、ここも初心者がつまづきやすいところですが、ここまではあくまで最低限の準備が整うだけです。
実際はここからデザインや設定など様々なことをしていく必要が絶対に発生することを念頭に入れといてください。
おそらくこれを聞いて身構える人もいると思いますが、そういった「デザインや設定にかける時間」=「負担」を減らすためにレンタルサーバー「ConoHa WING」と、WordPressの有料テーマ「SWELL」を紹介しています。
サイト開設から公開までの流れ
サイト開設から公開に至るまでは、大きく分けて7ステップあります。

なお、この記事では「STEP1」から「STEP3」までを解説しています。
では、順に解説していきます。
【STEP1】レンタルサーバーを契約する
それではレンタルサーバー「ConoHa WING」の申込み手順について解説していきます!
なお、「ConoHa WING」では、申込時にWordPressも併せてインストールや設定をすることができるので、【STEP1】と【STEP2】を合わせて解説していきます。
まずは公式サイトで「ConoHaアカウント」を作りましょう!
公式サイトに飛ぶと下図のような画面が出てくるので左の「初めてのご利用の方」でメールアドレスとパスワードを入れて「次へ」をクリックします。

以下のような画面が出てくので番号順に設定してください。

料金タイプは必ず 、無料独自ドメインつきの「WINGパック」が選択されているのを確認してください。
契約期間は最長で36ヶ月(3年)まで選択できます。
契約期間が長いほど月々の料金が安くなります!12ヶ月をおすすめします!
プランはベーシックで大丈夫です!
「スタンダード」や「プレミアム」はとの違いは主に容量です。このサイトも「ベーシック」です。
この後、実際のサイトで使用する独自ドメインを設定するので、初期ドメインは適当で大丈夫です。
こちらもほとんど使わないので、入力されている値そのままで大丈夫です!
そのままの画面で下にスクロールしていくと、「WordPressかんたんセットアップ」があるので入力していきます。
【STEP2】WordPressのインストール設定をする

料金タイプは必ず 、無料独自ドメインつきの「WINGパック」が選択されているのを確認してください。
作成するサイトの名前を入力してください。
例えば、当サイトの場合は「HOP STEP CLIP」と入力しています。
なお、サイト名は後からでも変更できます。
作成するサイトのURLを入力してください。
例えば当サイトの場合は「hopstepclip.com」のところです。
なお、サイト名とは違い後から変えることができないのでしっかり考えて決めるのをおすすめします。
また、作成ドメイン用新規ドメイン横の「.com」は色々と選択できますが、「.com」を選んでおくと間違い無いです。
サイトを編集するためには、管理画面へのログインが必要になります。その際に必要になります。
この後に設定するWordPressパスワードとセットで使用します。
WordPressユーザー名と同様にログインに必要になります。
テーマとは簡単にいうと着せ替え機能のことです。
テーマには、無料テーマと有料テーマがあります。
今回は、有料テーマ「SWELL」を使用するのでここでは特に選択しなくても大丈夫です。
なお、テーマはいつでも変更できます。
上記の作業が終わったら「次へ」を選択してください。
個人情報入力画面が出てくるので入力し、「次へ」を選択してください。

以下のように「SMS/電話認証」画面が出てくるので、電話番号を入力し「SNS認証」又は「電話認証」のいずれかの方法により認証をしてください。

なお、SNS認証を選択した場合は、以下のような認証コード入力画面が表示されます。

認証が完了すると、支払い方法の入力画面に行くので、自分に合った支払い方法で申込んでください。
なお、支払い方法には大きく分けて2つの方法があります。いずれかの方法により支払いを行ってください。
- クレジットカードによる支払い
- ConoHaチャージによる支払い
事前にチャージ(入金)してサービスのご利用が可能となる前払い形式の支払い方法です。
なお、チャージはクレジットカード、デビットカード、オンライン決済、銀行決済、コンビニ支払いなどからすることができます。
電子マネー(PASMO、Suica、nanaco、WAON)のようにチャージして支払うイメージです。
詳しくは公式サイトを参照してください。

申込みが完了すると以下のような画面が開きます。

ここで表示される「DBユーザー名」、「DBパスワード」はほとんど使うことがありませんが(私はまだ一回も使ったことがありません。)、念のためメモを残しておいた方がいいです。
【STEP3】サイトをSSL化(常時暗号化)する
それでは次にサイトをSSL化(常時暗号化)する方法を解説します。
SSL化(常時暗号化)することにより、通信が暗号化され、なりすまし・盗聴・改ざんといったリスクを防ぎ、セキュリティの強いページになります。
サーバーの管理画面を開いた後、下図のように選択してください。

これでサイトがSSL化されます。
ブラウザ「Microsoft EdgeやGoogle Chrome」の上部のURLを見れば、SSLサイトか非SSLサイトかがわかります。

まとめ
これで【STEP1】レンタルサーバーの契約から【STEP3】サイトのSSL化(常時暗号化)まで終わりました。
お疲れさまでした。思ったより大変だったと感じる人もいるのではないでしょうか?
次の記事では、【STEP4】WordPressのテーマを用意する及び【STEP5】WordPressにテーマをインストールする方法を解説します。